まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼第556回サントリーホール名曲シリーズ(読売日本交響楽団)    2013/1/9(水) 
▼第201回東京芸術劇場名曲シリーズ(読売日本交響楽団)    2013/1/8(火) 
▼ニューイヤーコンサート2013 東京フィルハーモニー交響楽団    2013/1/3(日) 


  第556回サントリーホール名曲シリーズ(読売日本交響楽団)

2013年1月 9日(水)
19:00開演

会場:サントリーホール

指揮:大野和士
読売日本交響楽団


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 二短調 作品30
R.シュトラウス:アルプス交響曲





※ 最初に、初日の感想を先にお読み下さい。(下記の東京芸術劇場での感想です)

昨日の感動が冷め止まぬ中、今日はサントリーホールです。
今日のチケットは早い段階で完売となっていました。
クラシックファンの気持ちを駆り立てるプログラムと奏者。
ホールには、夢と感動を求めて沢山の皆さんが既に現着していました。
多くの方が勤め帰りや学校帰りだと思います。皆さん、仕事で疲れきった心と身体を癒したい。
そんな期待を持ってこのオアシスへやって来ているのではないのでしょうか!?

今日の小山さんは、昨日とはまた違う赤のドレスで登場されました。
ラフマニノフの熱い曲には赤が本当にお似合いだと思います!
ファンサイトの掲示板にもファンの方が書き込んでくれましたが、特に女性の方は小山さんのドレスを見ることをとても楽しみにしているのですね。
僕もそうですが、小山さんが舞台に登場された瞬間、その美しいドレスのお姿を拝見して思わず、おおぉ、と心の中で叫んでいます。これから始まる演奏は、小山さんが舞台に登場された瞬間から始まっているのですね。
そして始まったラフマニノフの世界。昨日と同じく感動のスイッチが僕の心の中で入りました!
小山さん、大野さん、そして読響さんは更に磨き上げられたラフマニノフを聴かせて下さいました。
何度聴いても最高の感動が心に響きます。クラシック音楽の良い所は、時代や場所、人種などを超越して錆付くことが無く、常に新鮮な感動を与えてくれる所にあるのでしょう。今日も最高の感動をありがとうございました。
小山さんの笑顔、大野さん笑顔、そして読響さんの皆さんの笑顔、最高に素敵でした!
そして読響さんのコンスマに日下紗矢さんが新たに就任されたとの事でしたが、とても素晴らしい事であります。

2夜連続で聴いた小山さんのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、僕の長くなりつつある人生の中でも想い出に残る2013年の年明けとなりました。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです


今日のお勧めの1枚です!


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久しぶりのサントリーホールです




カラヤン広場にある喫茶店




心安らぐ滝の音?

入場開始となっていました



チケットは早々に完売となっていました




心躍るサントリーホール

勤め帰りの人が多いです







開演前の様子です



CD売り場です

昨日と同じく開演前にレクチャーがありました




喫茶コーナー



休憩時間の様子です




今日も素晴らしいコンサートでした

今日も素敵なドレスでした!
<撮影・掲載 了解済み>



今日もサイン会がありました



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Date: 2013/1/8(火)

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  第201回東京芸術劇場名曲シリーズ(読売日本交響楽団)

2013年1月 8日(火)
19:00開演

会場:東京芸術劇場

指揮:大野和士
読売日本交響楽団


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 二短調 作品30
R.シュトラウス:アルプス交響曲 作品64



大規模改修工事がされた芸劇です!

<東京MXテレビ YOUTUBE>

東京芸術劇場休館を前に 世界最大級のパイプオルガンに密着
http://www.youtube.com/watch?v=3Jyk48vsMQA

約1年半ぶりに 東京芸術劇場、どんな変身?
http://www.youtube.com/watch?v=4Ib1vluQB6Y


東京芸術劇場は施設設備の老朽化に伴う大規模改修工事のため、平成23(2011)年4月1日から全面休館してましたが、やっとオープンとなりました。
現着してまず驚いたのは、あの恐怖?のエスカレーターが一気に昇るのではなく、中間で一度降りて再度乗り継ぐ形になりました。



工事前

工事後

それでも高所恐怖症の自分には、まだ恐怖感が残ります(笑)
そしてホール出入り口が変わったりフロアーもブロンズ像も新たなものになっていました


工事前

工事後


工事前

工事後


指揮者の大野さんは皆さんご存知の通り、小山さんとは藝大時代の同級生でありこれまでにも沢山の共演をされています。
その中でも今日はラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番と小山さんが一番弾きたい曲と指揮者です。また大野さんは22年ぶりに読響を振るとの事です。
その様な事で今年は先日のニューイヤーコンサートに続くラフマニノフとなり、僕のもっとも好きな曲が立て続けに聴けるという嬉しい年明けになっています。
今日の小山さんのドレスはラフマニノフという事でワインレッドのとても美しいドレスです。
大野さんと共に舞台に現れると大きな拍手がホールを駆け巡りました。
そして大野さんが指揮台に立ち小山さんとアイコンタクトを交わすと曲の始まりです。

ホールを改装した影響か事のほか音の響きが良い様に感じます。
ピアノのコンディションも最高で第一楽章より感動の嵐が僕の心を揺り動かします。
カデンツァはもう例え様の無い素晴らしさで全てを忘れラフマニノフの世界へ引き込まれていました。
それにしても手の動きはもの凄い運動量で短時間の間にピアノの鍵盤の全てを打鍵している様にも思えます。その超絶な音色は絶えることなく弾き続けられるのです。今更の事ですが小山さんの手は恐らく僕の手の1周り小さいサイズでこの曲を弾くにはかなりハードな条件だと思いますが、それを超越して弾きこなし、またこの難曲を最愛とする小山さんのお人柄に改めて敬服するしだいであります。
憂鬱の中にも美しい旋律を持った第二楽章、その中間部分でのオケと共にドラマチックに展開していく所がこの3番の中で僕の一番好きな所です。
クラシックファンになったきっかけは大学時代の親友にクラシック大好き人間がいて、彼はブルックナーをこよなく愛していました。
僕も当初は交響曲をメインに聴いていましたが、ある日耳にしたラフマニノフ・ピアノ協奏曲第二番、世の中にこんなに美しいく感動的な曲があるのかと、もう何度もレコードを聴き返しました。その頃はカラヤン全盛期の時代でアレクシス・ワイセンベルク、ベルリンフィルやリヒテルのレコードをほぼ毎日聴いていましたね。
そしてこんな凄い曲を作曲したラフマニノフは他にはどの様な曲を作曲しているのか?との期待が膨らみ始めたどり付いたのがこの第3番でした。何せ専攻は工学部の電気で音楽とは無縁の世界、しかも当時はインターネットなど勿論無かったので調べるのも色々と大変だった様に思います。少ない情報の中から3番は2番よりもマイナーと言うかクラシックお宅が好んで聴く曲である事も何となく分かり、レコードに針を落としました。
最初は正直、その良さがよく分からなかったのですが、何回か聴くうちに、小山さんと同じく(勿論、次元は違い過ぎますが・笑)この曲にハマリました。
そんな想い中で今日の演奏を聴いていました。
そして第三楽章になると、小山さん、大野さん、そして読響さんの演奏は更に加速し、その気持ち良いテンポに完全に引き込まれていました。最終のオケとピアノが語り合う箇所は観客の皆さんを含め全ての皆さんが同じ気持ちになり、完全にラフマニノフの世界に浸りきりそしてエンディングを迎えました。
やっぱりこの曲は最高に素晴らしい!そして小山さんの演奏はこの曲に対する特別な想いが詰まっています。
新年早々、感動の嵐で僕の年明けは最高の幕開けとなっています。

今半のR.シュトラウス:アルプス交響曲は、やはり大好きな曲で学生時代はレコードが擦り切れる位い聴いていました。
そして今日は生の演奏、しかも世界のトップレベルにある大野さんと読響さんです。
切れの良い演奏、そしてまるでアルプスに登っているが如くの感動。最高の名演奏でした。
また聴きたい。そうなんです。今回はまた明日聴ける。最高の年明けです!


今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです


今日のお勧めの1枚です!


<クリック>



改修工事されて生まれ変わった芸劇

あの恐怖のエスカレーターも改善されていました



下を見下ろすとこんな感じです


出入り口付近もリニューアルされています
ブロンズ像も替わりました



天井のステンドグラスは替わっていません







入場口付近です

広いフロアーは替わっていません



コンサート前にレクチャーがありました




開演前の様子です

限りなく満席でした


喫茶コーナーです




CD売り場です

終演後にサイン会があります



終演となりました




サイン会の列です

ワインレットの素敵なドレスでした!
<撮影・掲載 了解済み>



恐怖感が少し和らぎました




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Date: 2013/1/8(火)

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  ニューイヤーコンサート2013 東京フィルハーモニー交響楽団

2013年1月3日(木)
開演:15:00

会場:オーチャードホール

指揮:尾高忠明
東京フィルハーモニー交響楽団

司会:朝岡聡


J.シュトラウスU:
ワルツ「春の声」
ポルカ・シュネル「観光列車」
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲

〜 休憩 〜

ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲
チャイコフスキー:バレエ組曲「白鳥の湖」より終曲
ラベル:ボレロ




2013年の年が明けて私に取りましては初めてのコンサートになります。
小山さんは昨日と続き2日目のニューイヤーコンサートになります。
今年のお正月は元日よりとても良いお天気に恵まれて幸先の良い年度明けになりました。
今日は明治神宮での初詣を追えてから徒歩でオーチャードホールへ向かいましたが、天気も良く沢山の方が散策していました。
渋谷の街もいつもの休日よりは若干空いている感じでしたが、それでも沢山の人で賑わっていました。
オーチャードホールもお正月の装いで迎えてくれました。
ホールに入ると着物姿の美しい女性を沢山お見受けしました。これだけでもお正月を十分に味わえますね。
終演後にお年玉抽選会もあると言うことでそれも楽しみの一つです。
ホワイエでは東京フィルハーモニー交響楽団のネームが刻まれた升が発売されていて勿論お酒も飲む事が出来ます。
今日のプログラムは新春を満喫出来るとても楽しみなものなのでチケットも早い段階で完売になりました。
さて開演時間になるとまず J.シュトラウスU:ワルツ「春の声」です。新春の第一発目に相応しい曲です。
新年なのでいつもは黒いドレスに身を包んでいる東京フィルハーモニー交響楽団の女性団員の皆さんは、赤や水色、黄色などとても華やかないでたちです。
そして司会者の朝岡聡さんが登場されて新年の挨拶と楽しいトーク、また2曲目のポルカ・シュネル「観光列車」では東急電鉄の制服を着てなかなか鳴らすことの出来ないラッパを片手に共演されました。
どこかで出会ったあのメロディーと言うことでラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲の第18変奏の紹介をされた後にいよいよ小山さんが登場され、演奏が始まりました。
ラフマニノフでは定評のある尾高忠明さんと小山さん、そして東京フィルの皆さんです。
新春からこの時めきと感動、このラプソディーは何度聴いても良いですね。そして第18変奏、どこかで出会ったあのメロディー。例え様のない美しい旋律。実はこのラプソディーを取り入れた最高の隠れた名作があります。Somewher in time と言う1980年のアメリカ映画なのですが、この映画でもこのラプソディーがうまく取り入られています。キャストは落馬の後遺症でその後若くして亡くなられたクリストファー・リーズス(初代のスーパーマン役)です。
この様にこのラプソディーは沢山の感動場面で取り入られています。
第18変奏で最高の感動を味わった後は、リズミカルに24変奏まで突き進んで行きますが、どの変奏も心に染み入る素晴らしいラフマニノフでした。
休憩時間は獅子舞があると言うことでホワイエに行くと笛とタイコの音色で、お正月気分全快です。
そしてしばらくすると2階より獅子舞が降りて来ました。何でもこの獅子に頭を噛まれると良い年になると言う事の様で皆さん、獅子に頭を噛んでもらっていました。
後半は、ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲、そしてワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲、チャイコフスキー:バレエ組曲「白鳥の湖」より終曲と最後はラベル:ボレロでした。
終演後はお約束のお年玉抽選会があり、小山さん達が再び舞台に登場されてチケットの半券が入った小箱から無作為に抜き取りました。ビューティーセットや電子書籍、韓国へのペア招待券、そして「ラデツキー行進曲」指揮権です。
「ラデツキー行進曲」指揮権を当選された方は若い女性の方でしたが、尾高忠明さんより少し指揮指導を受けただけで堂々とした指揮振りを披露されました。観客席からはラデツキー行進曲に合わせた手拍子もあり皆さんの心が一つになりました。音楽の力は本当に凄いと思いました。
今年の幕開けコンサートも素晴らしい感動の中で幕を閉じました。
来週は大野和士さんとのラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番が2夜連続であります。
また皆様とお会い出来ることを楽しみにしています。

今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです


今日のお勧めの1枚です!


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コンサート前に明治神宮へ

今年の正月は穏やかなお天気です




オーチャードへは歩いて・・・



渋谷は正月より若い人で賑わっています

ハチ公にもお飾りが・・・


ハチ公前交差点です
109前交差点です



東急前交差点です

文化村に着きました




若干の立見席の案内がありました



今日の案内です

オーチャード内の喫茶店は空いていました



入場開始となっていました





着物姿でコンサートを祝います

ホール内もお正月の様相




お正月らしく升酒の販売も・・・


開演前の様子です




休憩時間の一コマです

獅子舞も披露されました




獅子に噛まれると縁起が良いとの事です



サイン会も行われました

今年も素敵な笑顔の小山さんです
<撮影・掲載 了解済み>



外は既に日が落ちていました




ハチ公前交差点です




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Date: 2013/1/3(木)

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