江戸川区総合文化センターは、僕にとりましては初めてのコンサートホールになります。
ホールまでは総武線の新小岩駅より徒歩20分くらい掛かりました。
今日は曇り空で気温も低く、歩くには快適な散歩日和でした。
ホールは緑の森に囲まれた中にあり、満開の桜を見ることも出来ました。
とても立派な建物で落ち着いた雰囲気の漂う素晴らしいホールでした。
春の訪れと共に久しぶりに聴くチャイコフスキーのピアノ協奏曲はそれでなくとも期待に胸が膨らむ思いです。
また指揮者の沼尻竜典さんは、このファンサイトを立ち上げたきっかけとなりましたラフマニノフのラプソディーを聴いた時の指揮者です。
ホール内の床と客先の座席は赤で統一されていましたが、そう言えば赤でコーディネイトされたホールは意外と多い気がします。
そして今日の小山さんのドレスもワインレッド。チャイコフスキーの僕のイメージも赤。
そんな中でチャイコフスキーのピアノ協奏曲が始まりました。
雄大で大河の様に流れる小山さんのピアノがホール内を包み込みます。
読売日本交響楽団と指揮者の沼尻の絶妙な指揮さばき。この曲は聴くものに沢山の元気と感動を与えてくれます。
第2楽章は心を洗われる様な美しいメロディー。そして昇りつめて行く第3楽章。
会場内は興奮の坩堝へと。。。演奏が終わり一気に感情が開放されました。
皆さんの沢山の拍手とブラボーがホール内を駆け巡りました。
100年以上前の音楽が今でも人々の心に感動を与えてくれる。クラシック音楽は時間と場所を超越した芸術として不滅である事を思い知らされる瞬間です。
興奮冷めやまぬ中、サプライズのアンコールが。小山さんがベートーヴェンのエリーゼのためにを弾いてくれました。
子供たちがピアノを習い始めた頃に一度は弾く曲。この曲がこんなに美しく完璧な曲である事を小山さんの演奏で初めて知る事が出来ました。音楽は本当に一期一会の芸術です。
後半はベートーヴェンの田園。読売日本交響楽団の皆さんと沼尻さんのバランスの良いベートーヴェンの田園は心のオアシスを満たすに十分の素晴らしい演奏でした。
終演後はサイン会もありファンの皆さんが小山さんとの楽しい会話に花を咲かせていました。
来月はロシアでフェドセーエフさんとの共演も控えています。
これからも元気でコンサート活動を続けて頂く事がファンの願いです。
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